コミュニケーションで大切なセルフチェックと対応策

物事や状況を大きな1つの画像として捉える傾向が強いアウトライン思考のADHDの人の場合、
その時々の会話も大画面スクリーンの後ろの方で流れるセリフのように聞こえてきます。

そして話しをする時は、頭の中に描写された大画面スクリーンの場面について語る傾向にあります。

このような思考を持つADHDの人にとって、周囲の人との会話は異国の人たちと会話をするくらいにエネルギーを要します。

同じようなブレインスタイルの人との会話は、言語はおまけのようなものとして感覚的にコミュニケーションを行うことができても、
他の人との直線的に順序立てて行う会話や特定の情報に関するスピーチでは次のような事が発生しがちです。

  • 他の人よりもたくさんしゃべりすぎてしまう。
  • 話しが脱線して、話題を置き忘れてしまう。
  • 感情が高ぶり思考が混乱して言葉が出てこない。(本意ではないことをつい口走ってしまう。)
  • 疲れていると、相手を非難したり否定的になる。  など、など。。

思い当たる点はありましたか?
このような事がきっかけでコミュニケーションの問題となるケースもあります。

感性が鋭いと感情も強くなる場合があります。
感情が強いこと自体決して悪いことではありません。それが原動力となって創造力や行動力へと結びつきます。

もしあなたが感情的な特性を持っていて周囲の人とのコミュニケーションにおいて何らかの問題が発生している場合には、
それを受け入れてどのような時に問題が発生するかをきちんと分析していきながら最適な方法を見出していくことが大切です。

今回は、他の人よりしゃべりすぎてしまう問題の対応についてみていきたいと思います。
まずはあなた自身に質問してみて下さい。

なぜしゃべりすぎてしまいますか?

たくさんしゃべることを心地よく感じていますか?

もしかしたら、あなたの育った環境がたくさんしゃべることが普通だったのかも知れません。

或いは、今まで他の人との作業の進め方の違いから、なんとか周囲の人に認めてもらおうとあなた自身の事をたくさんしゃべっているのかも知れません;

もしそうだとしたら、そんな心配は御無用です!あなた自身のブレインスタイルを理解して受け入れていくことで、あなたの事を理解してくれる人はきっと見つかるはずです。

このように、ご自身に質問をしていきながらあなたの内と外を観察し色々と仮定していくことで最適な方法も考えやすくなります。

又、他の人よりしゃべりすぎる問題の対応として、次のようなことが有効です。

他の人よりしゃべりすぎる問題の対応方法

  1. 深~い深呼吸、吸って・止めて・はいて・止める…を心がけていきましょう。
  2. あなたと会話をしている他の人のしぐさや口調・声のトーンなど注意深く観察してみましょう。退屈そうにしていませんか?そわそわし始めていませんか?何か言いたそうにしていませんか?
  3. 他の人との会話をノートや録音機能を使用して記録していきましょう。そうすることで、あなたと他の人の話す割合をチェックすることができて聞くことと話すことの両方を行うことができるようになります。
  4. 話しを始める前に、「今お時間大丈夫ですか?」などの質問を他の人にしてみましょう。質問をすることで落ち着いて会話を進めることができます。
  5. 会話や話しの目的を決めて、終着地点はどこかを考えながら話し始めましょう。
  6. 脱線して話題を置き忘れないように、話しのポイントでアンカーを設定していつでも戻れるようにしておきましょう。
  7. 話しが脱線したら合図を送ってもらうように、前もって他の人に伝えておきましょう。
  8. 1日の終わりにその日の会話を振り返ってみましょう。あなたも他の人も楽しく会話が出来たら大成功!その感覚を忘れずにとっておきましょう。

ADHDリソースセンターでは、コミュニケーションの問題に対応するためのご相談を承っております。お気軽にご連絡下さいませ。

ADHDリソースセンターホームページはこちら→http://adhd-resource.jp/

 

 

お問合せ・お申込みはこちら

コンタクトフォーム
一般社団法人adhdリソースセンター
Copyright 2017 ADHDカウンセリング-(社)ADHDリソースセンター