医療機関での受診を考える際には、主に世界保健機関やアメリカ精神医学会が発行しているマニュアルをもとに作られたリストによって、ADHDの傾向があるかどうかをチェックすることができます。
医学的な観点からのADHDの症状には、以下のような項目が含まれます。
2つ以上の状況(学校と家庭、家庭と職場など)において、これらの特性が生活に大きく支障が出ているかどうかを基準にチェックすると良いでしょう。もしも症状が気になるようでしたら、お住まいの各自治体発達支援センターにてADHDの検査を受けることができる医療機関を紹介して頂けます。
※ADHDリソースセンターでは、ADHDの診断や医療的な治療は行っておりませんのでご了承下さい。
症状 | ない、たまに | 時々 | かなりの間 | ほとんど | |
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不注意 | 以下のような症状が、少なくとも6つ以上6カ月以上続くこと | ||||
1 | 自分の課題において線密に注意することができない、ケアレスミスが多い | ||||
2 | 課題や退屈な作業において、注意を持続することが難しい | ||||
3 | 直接話しかけられた時に即座に対応することが難しい | ||||
4 | 課題を避けたり、嫌がったり、いやいや行う | ||||
5 | 課題や活動を順序立てることが難しい | ||||
6 | 最後まで課題をやり遂げることに困難を感じる | ||||
7 | 課題や活動に必要なものをなくす | ||||
8 | すぐに注意がそれる | ||||
9 | 毎日の活動を忘れる | ||||
多動性/衝動性 | 以下のような症状が、少なくとも6つ以上6カ月以上続くこと | ||||
1 | 手足をそわそわ動かしたり、椅子の上でもじもじする | ||||
2 | じっと座っていることが困難である | ||||
3 | 余暇活動に参加したり、静かに過ごすことが難しい | ||||
4 | 落ち着かなく感じる | ||||
5 | 「モーターで動かされている」と感じる | ||||
6 | しゃべりすぎる | ||||
7 | 質問が終わる前に答え始める | ||||
8 | 順番を待つことが難しい | ||||
9 | 他人を妨害したり、邪魔したりする |