ADHDの人が陥りやすい「抱え込み」の課題に対応するための秘訣とは?

こんにちは!
リーベル・りなこです。
今回は、ADHDの人が陥りやすい「抱え込み」の課題に対応するための秘訣をご紹介していきます。

ADHDの人が陥りやすい「抱え込み」の課題に対応するための秘訣とは?

とてもパワフルで行動力がある特性を持つADHDの人の場合、多くの物事を持ちながらエネルギッシュに行動することが出来ます。
その一方で、多くの物事を持ちすぎて身動きがとれなくなってしまう「抱え込みすぎること」も、ADHDの人の生活で発生しがちな課題です。

なぜこのような課題が発生してしまうのかということなのですが、以下のような仮説を立てることができます。

  • パワフルで行動力がある特性を持つため、つい自分の裁量以上の物事を持ちすぎてしまう
  • 目の前の物事の多さに圧倒されてしまい、何から手をつけて良いのか分からなくなってしまう
  • 他人の事を自分の事のように感じたり周囲の状況に影響を受けやすい神経過敏な特性があると、つい物事を安請け合いしてしまう
  • 曲線的思考が強いADHDの人の場合、目標や結果を瞬時に大画面の画像としてイメージするため作業を順序立てて効率的に行う事が難しい
  • 作業を完了させることに強いプレッシャーや不安を感じなかなか前に進めない、など。

「抱え込みすぎる」課題の対応は、このように発生原因となり得る仮説を立てていきながら、それに合った方法を考え実際に繰り返し試してみることが有効です。
そのため対応方法も、目標設定・作業の優先順位の付け方やスケジュールの立て方など直線的思考タイプの方法を学んだり、マインドフルネス認知療法や行動療法から薬事療法・運動療法・食事療法に至るまで、様々な方法を用いて課題に合った対応を行っていきます。

その中で目標達成の重要なキーポイントとなるのが、「きちんと断る」作業になります。
「断る」ということが、なんだか悪いことをするようで気が引けてしまう…と感じる人もいるかも知れません。
また、周囲の状況に影響を受けやすいADHDの人の場合、つい反射的に反応して物事を引き受けてしまうといったこともありがちです。
けれども、ADHDの人が基本的な生活を送るためには、この「状況に応じてきちんと断ること」が大切な作業になっていきます。

ADHDの人が「きちんと断る」ためには、以下のようなことがおすすめです。

  • すぐにその場で結論を出さずに、「すみませんが、今はお答えすることが難しいので後日ご連絡します。」などと告げて一旦要件を持ち帰る
  • 記入した作業リストや周囲の状況を見直して、余裕があるかを判断してから物事を引き受けるかどうかを決定・回答する
  • 曖昧な返事はせずに、今の気持ちを伝える
  • 相手が強迫的に自分の苦手な事を強いてきたら、「強迫的に頼まれると、考える事すら難しくなってしまいます。」とはっきりと伝える
  • 自分にも相手の人にもメリットがある代替方法(他の第3者にお願いしてもらう、など)を提案する

なるべく断るときは丁重に、相手の気持ちを尊重しつつ自分のニーズを伝えていくことを心がけていきましょう!

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