はたして誇大妄想か?ブレインスタイルが世界を救う

こんにちは!
リーベル・りなこです。

このところ寒波の影響で厳しい寒さが続いていますが、皆さんお元気ですか?
大雪による被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

さて、本日は寂しいお知らせです。

ADD=ブレインスタイル・ダイバーシティの第一人者で私たちのメンター、リン・ワイス博士(以下、リンさん)が2020年にお亡くなりになりました。

長年リンさんとビジネス・パートナーとしてご活躍され、以前ADHDリソースセンターの特別セミナーにご登壇いただいたジョン・ルーベル博士によりますと、安らかな最期を迎えられたとのことです。

謹んでお悔やみ申し上げます。

リンさんは大変情熱があり愛情深い方でしたので、コロナ禍とてもショックで悲しく、また世界で国内で残念な出来事が度重なり、なかなか事実と向き合うことができずにいました。このタイミングでのお知らせとなってしまい本当にごめんなさい。

まだまだ気持ちの整理がつかないこともありますが、今後も明るく(A)・ダイナミックに(D)・ハイパーアクティブな(H)・ダイバーシティ(D)を目指し、皆さんそれぞれの心の中にブレインスタイル・ダイバーシティが根付くことを願っています。

動画投稿SNS上で当事者投稿が激増している理由を考える

ようやく日本でも、ニューロダイバーシティ(脳や神経の多様性)という言葉を耳にするようになりました。ちなみにブレインスタイルも同じような概念ですが、私自身ADD特性でリンさんがADD向けに脳の多様性を提唱されていて、個人的に勝手な解釈ですが、ニューロというと科学的・専門的なイメージがあったため、親しみがありカジュアルなイメージでヒトの多様性を啓発したいという思いから、発達特性を発達障害ではなく“ブレインスタイル”と呼んでいます。

私がブレインスタイルの啓発活動を始めた頃、ADHD対応策の発信元といえばほとんどが専門家の方々でした。失礼ながら、その中で実践的で心に響く方法は数少なく、一方で当事者として執筆されている方の内容は自分にフィットすることが多く、きらきらと輝いて見えました。あれから十数年、ブレインスタイルを取り巻く環境は変わってきました。

皆さんご存じTikTok上では、当事者による投稿が増えフォロワー数も急増しているようです。中には怪しいコンテンツもあり、そのことを快く思わず警鐘を鳴らす専門家もいるそうです。

怪しい内容やSNS・スクリーン依存は問題ですが、当事者が自ら気持ちや考えを伝え表現できる場が増えたこと自体、個人的には良い時代になったと感じています。

「ここがダメ」、「そこが悪い」とただ言うことは簡単ですが、なぜ動画投稿SNS上にADHDに関するライフハック投稿が増え共感する若者が激増しているのか、根本的な原因を探ることが誰もが生きやすい世界につながるような気がします。

#ブレインスタイル

はたして誇大妄想か?ブレインスタイルが世界を救う

いつもながら大きく出ましたが😅、そう信じ希望を持っています。

特性の有・無に関わらず、皆さんそれぞれのブレインスタイルなワケですが、とりわけ特性が強い人は、凹の部分をクローズアップされがちです。けれども、目立つ人への対応は皆さんが考えるほど難しいものではないかも知れません。

特性がある人もない人も普通だと思っている人も(それが自分であっても他人であっても)、周囲の人への対応はシンプルに“身近な人”と捉えて、以下の方法を試してみましょう。

【身近な人へのシンプルな対応】

  • マイナスな側面の指摘ではなく困っていそうなことを尋ねてみる
  • 理解や受容ではなくブレインスタイルの違いを考えてみる

一見簡単でシンプルなことですが、忙しく心にゆとりがないと複雑に考えネガティブな思考でマイナスな側面を見がちです。
また、自分の価値観だけで物事を進めていくことが多くなりがちです。

難しいと思うことも、「果たしてそれは特定の人や物事だけのことなのかどうか」、「誇大妄想・非現実的な出来事として片付けてしまって良いものかどうか」…など、少しのシンキングタイムと意識の連鎖が心の豊かさにつながるのではないでしょうか。

そして、そのことが巡りにめぐって、ポジティブな思考へと転換(例えば、空気を読めない→良いことも悪いことも正直に言うので分かりやすい。頭の中が情報でいっぱい→工夫次第で異質な物事をつなぎ合わすことができる。など)し循環していくのだと思っています。

明るく(A)・ダイナミックに(D)・ハイパーアクティブな(H)・ダイバーシティ(D)へ✨

リーベル・りなこでした。

#究極のアウトライン思考 #わたし専門家

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